2011年7月4日月曜日

バンダ栽培のプロが教えるバンダ、一般洋蘭の夏場の管理の仕方!年中開花するバンダ属の特価ネット通販!

Bluevanda 
タイ洋蘭バンダ、一般洋ランの夏場の管理栽培法!洋蘭の帝王バンダ交配種はカトレアを勝る美しさと品種数!

当然のことなが植物は暖かくなれば屋外で栽培する。しかし温室で栽培されている方は温室に入れっぱなしの方が多い。
温室は冬場に入れておくもので、年中温室内で管理すると「水不足」で株は衰弱し、年々花が貧弱になるか、全く咲かなくなってしまいます。

特にバンダ属はカトレアのようにバルブを持ちません。
水分は根に貯えます。貯える量は数日分で、水不足になると葉面からの水分蒸発を減らそうと、下葉を黄変させ落葉し、株はホウキ状になってしまいます。ここまで株が衰弱すると花は咲けなくなります。
一般にバンダの下葉が落葉するのは管理温度が低いからと思われていますが、これは間違いで、長期間の水不足が原因しています。
温室栽培している株は屋外へ出す時期に、バケツに水と液肥を入れたものに株全体を3分間ほど浸けて十分に水分を吸収させてから屋外で管理します。ミズゴケ植えの株も同様にするのが良い。

バンダ属は空鉢植えで、ミズゴケ等では植え込みしていません。
毎朝たっぷりと水浴びして根に水分を貯え、その後はそよ風に吹かれて乾くのを好みます。
肥料は化成肥料だけでなく、有機肥料も多く与えるようにすることで健全な株の生育になります。

ミズゴケ植えは素焼き鉢に植わっていますが、鉢の表面をタワシで綺麗に洗っておきます。
水をたっぷり与えると鉢の表面が水っぽくなります。
鉢内の水分が無くなりだすと、鉢の上部から鉢の表面が乾いてくるのが分かります。
鉢が全て乾いたのが確認したら、水やりの時機です。水やりの時機は鉢表面が教えてくれます。

梅雨の雨に打たせることで株は生き生きと生育してきます。
曇りが続く場合、午前中は直射光でもよいが、日差しが強くなってくれば、午後からの直射光は葉焼けを起します。市松模様の遮光ネット下で管理します。

月に一度程度、殺虫剤、殺菌剤を散布します。
週に一度、液肥はやや濃い目に薄め散布します。花が終わればN-P-KN-Kの成分が高いものを2~3ヶ月間与え生育を促進、その後はP-Kの高い成分の肥料を与え花芽の分化を促進させます。

屋外で栽培中に花芽が出たら、10日間毎に花芽に殺菌剤を散布すると、全て輪が美しく開花します。

まとめ・・・バンダ属の夏場対策!
強水で株を洗うように水やりする。雨に良く当てる! 風通しの良い所で管理。
施肥は生育期は窒素成分が多いものを、生育後は燐成分の多い肥料に切り替える。
市松模様の遮光ネット下で管理する。

カトレアの栽培が飽きたら、「タイ特産バンダ属」を栽培!
年に2~3回、年中開花します、植替えも不要。10株も持てば年中開花が観られます。