2011年4月9日土曜日

タイオーキッドバンダは植替無し年に2~3回も咲くのをご存知!タイ洋蘭ネット通販

 
タイ洋蘭バンダは植替え無し年に2~3回も咲くのをご存知!
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カトレア、パフィオ・・・等はもう飽きた!
増してや、胡蝶蘭、シンビはランではない。園芸品種!
もう栽培する目新しい品種がない!
とお困りの洋蘭趣味家! 日本ではマイナーな洋蘭ですが、タイではメジャーな洋蘭バンダ、アスコセンダ!
タイでは毎月何所かでオーキッドショーやコンテストが開催されています。
カトレア、胡蝶蘭、パフィオも多く展示されていますが、何と言ってもバンダ、アスコセンダは圧倒的に人気一位です。子供の上半身、一輪がカトレアサイズの花が30輪も咲いている姿は見る人を圧倒します。
カトレア、胡蝶蘭を近付けません!

バンダは交配親となる品種が「バンダ・セルレア」「バンダ・サンデリアナ」程度しかありません。
この2種がどの交配にも50%以上の血が受け継がれています。
それだけに近親交配で交配が難しい。結実しても種が全く無かったりで、交配種と交配種とを掛け合わせるのですが、見かけは貧弱ですが交配すると見事な花を咲かせる固体が沢山出たりで、経験がものを言う難しさがあり。日本の洋蘭業者は敬遠していたと思われます。

それとバンダ、アスコセンダは高温性の熱帯の洋蘭だと、専門家もそう教えていました。
特に大切な「バンダ・セルレア」はタイやミャンマー北部の高地の高い樹木に着生して自生しています。
この地方は冬には数度まで温度が下がり小雪がちらつくほどの気温です。
交配技術が高いタイの農場で盛んに栽培されているので、熱帯の洋蘭と思われるのでしょう。
しかし、タイではバンダは年中咲いていますが、気温が下がる2月の冬場を過ぎてからが開花は一番多く、花色も鮮明で美しく咲きます。
特にブルー系はタイよりも気温が低い日本で栽培して咲かせたほうが色鮮やかに、咲く回数も多くなります。

バンダを購入して栽培するが、気温が低いのか下葉が黄変して落葉してしまい、株が衰弱してろくな花が咲かないという方が多い。
これは栽培の仕方が間違っています。

一般に洋蘭は気温が低い冬場は水を控えます。しかし良く考えて下さい。洋蘭にとっての冬は10月下旬から翌年の5月ごろまで温室に入れる冬場です。すなわち約8ヶ月が冬です。
こんな長い期間、水を控えてしまえばどんな洋蘭も水不足で衰弱してしまいます。

バンダの下葉が落葉するのは、水不足で株が不要になった下葉を落とし葉から蒸発する水分を減らそうとするからです。
不思議でならないのは洋蘭の専門家は洋蘭の育て方教室や書物には「洋蘭は水を控える」ように指導していますが、ご自分の栽培場では冬でも水遣りは控えてはいません。一年中同じやり方をしています。
本当の洋蘭の冬場の育て方は、冷水を与えないようにしなさいと言うべきです。
それには与える水を30度前後に温めて与えることです。洋蘭は水分を根に貯めておく品種が多い。冷水を毎日与えていると根が死んでしまい水分が有っても吸収できなくなり株が衰弱します。

私が50歳の頃は関西の洋蘭農業組合員で大阪の松坂屋で洋蘭の即売を2月にしていました。約10年間は売り上げは毎年一番でした。
タイの洋蘭の原種を始め、バンダ、アスコセンダを即売していました。
購入された皆様に対し「洋蘭は冬もどんどん水を与えて下さい。

その代り冷水は厳禁。お風呂の残り湯でかまわないので残り湯は捨てないで翌朝洋蘭に掛けてやってください」と説明していると、洋蘭栽培ベテラン組合員が客の居る目の前で「そんな出鱈目な栽培を教えてはいけない!」と食って掛かられました。
毎年購入していただくお客が、この栽培法は間違ってはいない、何年もこの方法を教えられその通りに栽培して毎年立派な花が咲いていますと、助け舟を出してくれました。
ベテランでも冬場に水を控えるということしか脳がない連中が多い?

特にバンダ属はバルブを持ちません。根に数日分の水を蓄えます。だから言って常に水びたしはだめです。根は好気性で水をたっぷり吸収したらそよ風に吹かれて乾くのを好みます。

上記で言いましたように、高い樹木に根がむき出しのまま着生しています。この状態を再現してやることが大切です。
バンダ属は空鉢植えになっていますので、何所からも水分、養分はもらえません。従って毎日水遣り、肥料は液肥をやや濃いめにして株全体に散布してやります。
冬場は30度前後のぬるま湯を毎日与えます。夏場は50%遮光の市松模様の遮光ネット下で管理し、雨にも良く当てます。花芽が出たら、花芽に殺菌剤を開花まで3度ばかり散布しておくとブラインドにならず全輪が美しくさきます。

ところで、洋蘭栽培に大切な「遮光ネット」の知識のない方が多い!
遮光ネットには2種類があります。
1.太陽光の強さを減らす目的の遮光ネット・・・昔、観葉植物を栽培している業者は温室の屋根のガラスに白ペンキを塗り遮光していました。これと同様の働きをするネットは編み目が細かいネットです。
太陽光が通過しにくく、100%の太陽光が30%、50%と強さが減衰します。観葉植物、野菜などの栽培に適しています。

2.植物自身は強光を好むのですが、長時間葉面に直射光が当たると葉面の温度があがり火傷をしてしまう。
市松模様のネットは1cm角の部分は真っ黒で光が通過し難いが、他の1cm角は全く遮光がされないで直遮光がそのまま通過します。

しかし太陽は時間と共に動きますので、今直射光があたっていても、時間が経過すれば影の部分が異動して来て葉面温度を下げます。
洋蘭は一般に強光を好みますが葉が肉厚で葉焼けしますので、市松模様、ストライプ模様(ストライプを南北に向ける)の遮光ネットを使います。
タイでは昔、ネットが無かったので竹を4つ割りして屋根面に一間隔づつ空けて取り付けしていました。
中には理屈が分からず、ただ竹を張っているのですが、竹が東西に張っている為に株が葉焼けしていました。

タイ・オーキドオプラザが長年かけて撮影したバンダ、アスコセンダの写真をご覧下さい。
タイ洋蘭バンダ写真集・・・驚く美しさ!こんな綺麗な洋蘭がまだ有った!
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タイ・オーキドオプラザの運営者はもう70歳! 農場は娘たちに渡し、私は「日本の退職者、要介護者対象の永住村・タイ楽住村」をタイの首都バンコク西160km、ミャンマー国境のあるカンチャナブリ県で建設しています。老後は日本の皆様と悠々自適に楽しく洋蘭づくりでもして楽しくくらします。